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執筆者の写真七味加工所 苅谷

糖質は悪者なのか??


皆様こんにちは!


公開は巷にあふれる「糖質制限」について考えていきたいと思います。


糖質制限といえばダイエットを思い浮かべる方が多いと思いますが、最近では美容や老化対策にも糖質制限が有効という情報が出てきておりいっそう糖質を制限しようという動きが加速しているように思います。


はたして糖質制限は健康管理やダイエットに本当に有効なのでしょうか?


今回は糖質制限の本当の意味や効果について考察していきたいとおもいます。





①何となく糖質は=悪と決めつけている人が多い。

糖質は太る!血糖値が上がるのはよくない!!と糖質に対してネガティブな印象を持たれている方も多いのではないでしょうか?


しかし、食後に血糖値の測定やインスリンの量を把握している人がどれくらいいるのでしょう。おそらく、糖尿病でなければ自分の血糖値やインスリンの濃度を把握している人は少ないでしょう。


糖質をどれだけ食べればどれだけの効果があるという事を把握しまいまま漠然と糖質を毛嫌いしている人がほとんどだと思います。


糖質は自分の身体を動かすエネルギーです。糖質量が減れば当然身体は動かなくなりますしめまいやふらつきなどの症状がでる場合もあります。そして一番糖質を消費するのは「脳」

糖質が足りなければどんどんストレスが溜まり、ホルモンのバランスも崩れ、精神疾患や認知症などを引き起こす場合もあるのです。






②糖質とうまく付き合っていくために。

人間が生活していくうえで糖質は必要不可欠なものですが、現代人の生活で糖質を過剰に摂取してしまっているのも事実。


 日本だけでみても糖尿病の患者数は約1000万人で年々増加の一歩をたどっていますし、成人の5人に一人が糖尿病かその予備群とされており、早急に対策が必要とされています。


糖尿病は様々な病気のトリガーになる病気で、ある研究によれば現代の病気の約5割は食事と関係があるというデータが示されており、いかに食事と向き合うことが重要かを露呈しているとも言えます。


逆に言えば、これだけ医療が発達している現在、食事の質の改善や運動習慣で健康のリスクは大幅に改善できる可能性があるのです。


人生100年ともいえる今の時代。食生活や運動習慣を見直すことは健康で幸せな生活を継続していくためには必要不可欠と言わざるを得ません。






③食事はバランスが大切!!

巷では糖質制限ダイエットや、健康に良い食品や、サプリメントの情報があふれかえっています。


日々そういった情報に目を通していると糖質は悪!もっと野菜を食べなきゃ!もっとダイエッしなきゃ!といった極端な思考に偏ってしまいます。


事実偏食でダイエットや健康法を実践している方にはうつ病の症状が見られたり、摂食障害や、薬物依存などさまざまなストレスが隠れている場合が多いのです。


まさに健康や体型維持のために健康を犠牲にしてしまっているのです。


癌の研究やアンチエイジングの専門家が病気で早死するといったことはよくあることで、健康法やダイエットのために偏食をすることはストレスをため込み病気を引き起こす原因になりなねません。


健康長寿として知られる沖縄やスイス、スペインなどの国々は健康な人ほどあまりダイエットやアンチエイジングを気にしていません。


アメリカや中国を含めた先進国はこれだけアンチエイジングやダイエットに関して最先端のテクノロジーを有しているのにも関わらず、生活習慣病になる人が多く寿命も延びていないのです。


このデータが示すのは、「健康やダイエットについて考えるのは大切だが極端な思考に陥るのは逆効果」ということが言えます。



食生活やダイエットを考えるのはとても重要ですが、極端に糖質を制限したりサプリメントや薬物に頼るのは逆効果。


一番良い方法は基礎代謝を理解し、それに活動代謝をプラスした「生活代謝」を測定しその範囲内のカロリーで食事を収めることです。


成人男性なら役1800~2400kcal、女性なら1500~2000kcalぐらいでしょうか。


この範囲内で食事を制限していれば太ることはありませんし、運動と組み合わせればダイエットも可能です。


美味しいランチを食べたから夕食は少な目にしようとか、夕食は外食にするからランチはサラダにしようとかそのぐらいアバウトな健康管理やダイエットで十分なのです。


いちいち食べるものに気を使っていたり、すこし食べ過ぎただけで罪悪感を感じるようでは健康にとっては逆効果。


食べたいものを程々に食べることが薬物療法や高額なパーソナルトレーニングに頼るよりも健康で幸せな毎日に導いてくれることでしょう。



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